ファクタリングは、2社間で行う場合と3社間で行う場合の2種類があります。2社間で行う場合は、即日お金が手に入るのが特徴になっていますが、一見メリットがありそうでも問題点などもありますので全体的な把握をしておくことが重要になります。ちなみに、2者間で行う場合のファクタリングは即日お金が手に入るものの債権譲渡は一切行っていません。そのため、債権譲渡の通知などをする必要がないのが特徴の一つと言えるでしょう。
相手に、ファクタリングをしていることを気づかれることはありません。このように考えれば、非常にメリットは大きいといえます。ただ問題は、現金にするときに売掛金の70パーセントから80パーセント程度しか替えることができないことです。3社間のファクタリングの場合には、即日行うことができない代わりに95パーセント程度の現金を手に入れることが可能です。
そもそもなぜ80パーセント程度しか現金化できないかといえば、債権を別の人に手渡してしまう可能性があるからです。債権譲渡しない代わりに、債権自体はファクタリングの依頼者側にありますが、そのため別の人にもお金を渡してしまい二重にお金を取ろうとすることもできることになります。このようなリスクを考えると、決して業者としても高い代金を渡すわけにはいきません。これを防ぐためには、業者は登記をすることになりますが、登記をする場合当然お金がかかりますのでその分を差し引いて依頼者にお金を渡すと言う意味でもやはり70パーセントがら80パーセントらいの金銭が妥当になります。