請求代行サービスとは取引先への請求書の発行から封入、発送といった請求に関わる手続きをアウトソースできるサービスのことを指します。入金確認もサポートしてくれるため、経理上のメリットもあります。特にBtoB企業で請求業務が煩雑になったり、主要業務に注力したいときに活躍するので導入を行ってい企業も少なくありません。ただし、請求代行サービスは事務手続きを主に委託されるものなので人を介した対応（たとえば未入金業者に対して交渉をするなど）は苦手です。
督促サービスは存在しますが、あくまで連絡までであり交渉までは別途かかるか、請求代行の契約外として対応してくれないこともあります。原則として単純作業を委託してくれる、という認識でいたほうが安全でしょう。最近ではWEB請求サービスなども出てきてシステム化しているため、そちらを優先して投資するという手も有効です。雑多な業務をシステム化してしまえば、請求書の封入などの手間や用紙代などの削減につながるためです。
契約書も電子化すれば、基本的に紙を使う機会はほとんどなくなるのであとはシステム開発やセキュリティ対応に人員を割くということも出来るでしょう。このように単純作業はシステムに置き換わり、難しい作業も今後AIなどが発展すれば必要なくなっていくことが想定されます。今後人に求められるものは新たな領域の事業開発や戦略、アイデアを生かした業務がメインになっていくことでしょう。