ファクタリングは多くの人が利用しています

ファクタリングを6ヶ月利用し続けるとどうなる?

ファクタリングは手数料が高いので、長期的に利用することはおすすめができません。2社間ファクタリングのほうが人気がありますが、手数料がとても高く、相場は5%~25%程度になっているようです。ここでは、仮に手数料が10%であるケースについて考えてみます。毎月100万円の売掛金をファクタリングを利用して買取りしてもらうとします。

10%の手数料が引かれて、90万円が即時現金化されます。しかし、数ヶ月待っていれば100万円全額が手に入るのですから、10万円の損です。6ヵ月間利用をし続けたら、単純に60万円の損をすることになります。本来ならば600万円を受け取る権利を持っているのに、540万円しか手に入らないということです。

もしも手数料が20%だったら、その倍の120万円を損することになります。一般的には、銀行で事業融資を利用したほうがはるかにお得です。消費者金融は金利が高いと言われていますが、それでもここまでの利息はとられないでしょう。しかし、そのままでは倒産をしてしまうような会社の場合、ファクタリングを利用して倒産をせずにすんで、7ヶ月目から経営が改善され、それまで以上の利益を出せるようになったらメリットがあります。

基本的にはおすすめできない方法ですが、短期間だけ利用をするのであれば、メリットがあるかもしれません。逆に、経営が改善される見込みがない場合には早い段階で倒産をしてしまったほうが債権者のためになるケースもあります。ファクタリングを利用するときは、メリットがあるのかどうかをしっかりと考えるべきです。

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